自分で買った本の目次と書評

このブログで紹介する書籍は、全部自分で買ったものです。

【良書】『都市と瞑想 日常こそが最高の瞑想空間!』の書評

どんな本?
基本情報
著者:成瀬 雅春

出版社:BABジャパン

発行日:2018/11/22

出版社からの情報

 

喧噪生活の中でこそ、行なえる、行なうべき瞑想。

山奥や快適な瞑想ルームで行なうものばかりが瞑想ではありません。 通勤電車で! 雑踏で! トイレで! ストレスフルな日々を送る都市生活者にお勧めする、生活の中で行なえる新瞑想習慣!!

 

目次

第1章 集中力を高めよう!
1―集中力を身につける最初の鍵
2―認識力を高める
3―焦点能力を高める
4―集中力を高める歩き方
5―電車内で集中力を高める
6―呼吸の大切さを知る
7―呼吸の観察
8―眉間に集中する
9―集中移動で集中力強化
10―集中移動を整理する
11―集中状態を観察する
12―集中状態の再確認
13―平面や立体の集中にトライする

第2章 精神力を鍛えよう!
1―満員電車で瞑想能力フル回転
2―仕事に対する不満を解消
3―嫌な仕事こそウェルカム
4―音を聴く基礎練習
5―都会に点在する瞑想空間
6―徹底的に想念を観察する
7-想念の観察を深く考察する
8-瞑想の深いレベルへ向かう
9-何度も挫折を超える

第3章 洞察力を養おう!
1―出かける前にチェック
2―人間関係を円滑にする洞察力
3―洞察力が勝負のインバスケット
4―夢を利用した瞑想
5―目を閉じた空間をしっかりと把握する
6―自分の呼吸の行方を追う
7―喫茶店で洞察力を養う
8―親しい人との会話

第4章 生命力を強めよう
1―都会最高の瞑想室はトイレ
2―肛門を締め付ける
3―ムーラバンダのレベルを上げる
4―目的を持って歩く
5―イメージと意識の違いを知ろう
6―1分を超えて息を止める
7―常識の枠を超えよう
8―純粋状態に近づこう
9―瞑想が深まるとどうなるのか

第5章 描く瞑想 ―瞑想イラストと瞑想画のススメ
1―思考を介在させない
2―白紙にペンで線を描く
3―瞑想者を描き入れる
4―瞑想者の周囲の処理
5―線のバランスを整える
6―中央の空間を埋める
7―点描瞑想
8―瞑想イラストのまとめ
9―瞑想画について
10―筆ペンで描く
11―周辺をボールペンで埋める
12―瞑想画と瞑想の共通点

終章 都会的瞑想生活
1―瞑想が必要な理由
2―山積する疑問や問題点
3―疑問や問題や障害を見つける
4―行動力が必要
5―日常生活が瞑想材料
6―気持ちよく仕事をするには
7―趣味の楽しみ方
8―家事と子育て
9―喫煙習慣から離れるには
10―食生活について
11―本当に必要なもの

 


感想は...
 良書です。内容が具体的で、「つまり何をどうすればいいのか」がはっきりしています。

一番良かった箇所はp.128~p.132の「イメージと意識の違いを知ろう」です。

皆さん、「イメージトレーニング」ってどうやります?

私は、理想像をぽわ~んと思い描いて終わりになりがちでした。

それは正しいイメトレではありませんでした。

 

本書によると、イメージよりも意識が大事である。

正しいイメージトレーニングとは、意識トレーニングである。

 

では、「意識」って何?

それは実感レベルのイメージです。

ラーメンを一度も食べたことない人が、

ラーメンの味、舌触り、スープの温度などを

再現できるほど細かく具体的に脳内に再現させること。

これが意識です。

 

それは無理? そう、無理なんです。

だから、経験が必要です。

理想に近づく経験と意識を繰り返す努力を繰り返し、

完璧な「意識」に擦り寄せる。

これが本当のイメージトレーニング(意識トレーニング)なのです。

 

まとめー『資格試験に忙しくても一発合格!超高速暗記術』を買った。

どんな本?

基本情報

著者:鬼頭政人

出版社:大和書房

発行日:2018年09月21日頃

出版社からの情報

開成・東大・司法試験一発合格! 試験の神が明かす、誰でもできる記憶術! もう「覚えられない」がなくなります!

目次

感想は...

全ては目次に集約されています。

「どういうこ?」と気になる章だけ読めば良いです。

ざっくりいうと本書の正しい記憶術とは、

  • 暗記の前に、暗記の計画を立てる。
  • とりあえず7割記憶できたら御の字。どんどん先に進む。
  • 継続が大事だから無理はしない。
  • インプットしたらアウトプット。

です。

一方で、誰が見ても「今あの人は勉強してるんだな」って絵になるような、根性熱血型の方法は成功しない。

スマートにやりましょう、ってお話でした。

 

中でも気になった内容はこちら。

覚えてからトイレに行く

  • ご褒美があるからやる気になる
  • トイレ=ご褒美(生理欲求的な意味で)
  • トイレに行くためにやる気になって覚える

という論法。

 

たしかに、トイレは絶対に避けられない。

むしろ爆発直前でトイレに間に合ったときなど、神の存在を感じるくらい気持ちがいいですよね。

この快感をニンジンにして走りましょうってことでした。

まとめ『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』

どんな本?

基本情報

著者:小林 昌平

出版社:文響社

発行日:2018/4/27

出版社からの情報

amazonから引用

紀元前、古代ギリシャプラトンは師ソクラテスの突然の死に遭遇し、その後ずっと人の死についての思いをめぐらせながら、「哲学とは死の練習である」という考えに至りました。

戦後のフランスで活躍した哲学者サルトルは、背が小さく斜視であるという外見的コンプレックスに苦しみながら、「人は今ある自分じゃないものになることができる」とする「実存主義哲学」でそれを克服しようとしました。

このように、「悩み」は紀元前から人類を悩ませ続け、それに思考で解決してきたのが哲学者たちなのです。

あなたの悩みをアリストテレスニーチェに相談してみませんか?

 

目次

■仕事 
「将来、食べていけるか不安」⇒アリストテレスが答えを出しています。 
「忙しい。時間がない」⇒アンリ・ベルクソンが答えを出しています。 
「お金持ちになりたい」⇒マックス・ウェーバーが答えを出しています。 
「やりたいことはあるが、行動に移す勇気がない」⇒ルネ・デカルトが答えを出しています。
「会社を辞めたいが辞められない」⇒ジル・ドゥルーズが答えを出しています。 

■自意識・劣等感
「緊張してしまう」⇒ゴータマ・シッダールタ(ブッダ)が答えを出しています。 
「自分の顔が醜い」⇒ジャン= ポール・サルトルが答えを出しています。 
「思い出したくない過去をフラッシュバックする」⇒フリードリヒ・ニーチェが答えを出しています。 
「自分を他人と比べて落ちこんでしまう」⇒ミハイ・チクセントミハイが答えを出しています。 
「他人から認められたい。チヤホヤされたい」⇒ジャック・ラカンが答えを出しています。 
「ダイエットが続かない」⇒ ジョン・スチュアート・ミルが答えを出しています。 
「常に漠然とした不安に襲われている」⇒トマス・ホッブズが答えを出しています。 
「人の目が気になる」⇒ミシェル・フーコーが答えを出しています。 

■人間関係
「友人から下に見られている」⇒ルフレッド・アドラーが答えを出しています。 
「嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない」⇒バールーフ・デ・スピノザが答えを出しています。 
「家族が憎い」⇒ハンナ・アーレントが答えを出しています。 

■恋愛・結婚
「恋人や妻(夫)とけんかが絶えない」⇒ゲオルク・W・F・ヘーゲルが答えを出しています。 
「不倫がやめられない」⇒イマヌエル・カント親鸞が答えを出しています。 
「大切な人を失った」⇒ジークムント・フロイトが答えを出しています。

■人生 
「やりたいことがない。毎日が楽しくない」⇒道元が答えを出しています。 
「人生の選択に迫られている」⇒ダニエル・カーネマンが答えを出しています。 
「夜、孤独を感じる」⇒アルトゥール・ショーペンハウアーが答えを出しています。 

■死・病気
「死ぬのが怖い」⇒ソクラテスが答えを出しています。 
「人生がつらい」⇒マルティン・ハイデガーが答えを出しています。 
「重い病気にかかっている」⇒ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが答えを出しています。 

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